色彩検定ONLINEは引越しました(3秒後に自動で移動します)
新サイトURL: http://shikisaikentei-online.com/gaiyou1
お手数ですが上記URLにブックマークまたはリンクの変更をお願いします。もし 移動しない場合は URLをクリックしてください。
「文部科学省後援 色彩検定®」は、「色彩に関する幅広い知識や技能を問う検定試験」として、色彩検定協会(旧名: A・F・T=全国服飾教育者連合会)によって実施されている検定試験です。1990年に第1回検定を実施。1995年からは文部省(当時)認定の検定になり(※@)、国内における色彩関係の検定としては老舗的な検定として知られています。
実施団体の旧名称が「全国服飾教育者〜」であることからもわかるとおり、もともとはアパレル業界における色彩スキルの向上を目指して実施されていたようですが、現在では、服飾分野に限らず、インテリア・照明・環境設計など幅広い分野における色彩学的知識が、検定の対象になっています。
スポンサーリンク
色彩検定には、その難易度・対象範囲によって1級・2級・3級の3つのレベルが用意されています。
試験資格は特に定められていません。年齢・性別などにかかわらず、誰でも受験することが可能です。
飛び級も認められているので、いきなり1級から受験することも可能です。
A・F・T公式ページによると、合格ラインは「各級満点の70%前後」の正答率ということになっています。
大学受験などのように「上位○○名」といった選抜方法ではありません。
ただし、各回の出題難易度によって70%という数値には変動があり、A・F・T側で調整が行われるようです(おおよそ±3〜4%程度)。
ですから、「合格ライン70%前後」はあくまで目安と考えておきましょう。
最近では、2013年冬季の1級2次試験の合格ラインが78%前後といったあたりにまで高まった例があります(2008年も)。
受験者の側としては、80%以上の獲得を目指しましょう。
大まかにいえば...3級は、色彩学の基礎的な知識を学ぶいわば入門編。2級は、3級範囲を深化させ詳細に学ぶ発展編。そして、最高峰の1級取得には、2・3級範囲に加えて、色彩の専門的な知識&技能の習得が必要とされます。
特に1級に関しては1次(筆記)・2次(実技)の2段階で試験が行われるなど、狭き門となっています。
受験級 | 受験料 | 備考 |
---|---|---|
1級 | ¥15.000 | 1次、2次含む / 1次免除者も同じ |
2級 | ¥10.000 | なし |
3級 | ¥7.000 | なし |
各級合格者には、合格証書&資格証(○級 色彩コーディネーター資格証)が交付されます。 つまり、色彩検定に合格すると、公益社団法人 色彩検定協会(旧 A・F・T=全国服飾教育者連合会)認定の「○級 色彩コーディネーター」を名乗ることができるようになるわけです。 ただし、これは国家資格のように「名称を独占的に名乗ることができる」といった性質のものではありませんし、また、医師や弁護士のように、その試験に合格しないと就けない職種がある(業務独占資格)というものでもありません。
しかし、英検(実用英語技能検定)などと同じ公的資格に属する色彩検定は、社会的認知度や信頼度が高いため就職や転職などの際に大きな意味を持つといわれています(関連リンク「公的資格とは?」参照)。
近年では、多くの職種で色彩に関するセンス・技能が求められており、そうした時代のニーズに対応するためにも色彩検定取得の重要性は年々大きくなっているといえるでしょう。
スポンサーリンク
「世界で好まれるパッケージ色とは?」「押したくなるウェブサイトのボタンの色は?」などなど 実際の仕事に使える色彩知識を分かりやすく解説。
ピンクで若返り、白い部屋が美人を作る!? 肩肘をはらない柔らかな色彩知識が満載の1冊
イメージで選べる配色見本ハンドブック (MdN BOOKS)
配色で悩む方は1冊、配色本を持っていた方がいいですね。MDNのこちらの本はイメージで選べるのがGOOD!